【沖縄移住記*01】どうすれば移住できる…? アメリカ人の夫と沖縄→アメリカ→沖縄に再移住を決意するまで(05.09)

2011年3月、沖縄に2度目の移住をしました
沖縄は、私がもっとも幸せと縁を感じる場所。
2011年3月に、ふたたび沖縄に戻ることができました。
私はこれまでに2度、「よし、沖縄に住むぞ」と決意しました。

最初に決意したのは、 2005年3月。
ひとりで行った、何度目かの沖縄旅行のあとでした。
旅の最中に地元の人々と仲良くなり、みんなで一緒に飲むことになって、もてなしてもらったのです。
翌日はサーフィンへ。会ったばかりの私にサーフボードまで貸してくれました。
「なんで、こんなに親切なの!?」と驚く私に、地元サーファーのおじさんが「いちゃりばちょーでー」。
この外国語のようなナゾの言葉は、「一度出逢ったらみな兄弟」という意味の沖縄の言葉。
この瞬間を境に、沖縄の人、海、空、空気、文化にハマってしまいました。
本気で「沖縄に住みたい」と思ったのです。
「人生を変えたい」から沖縄に移住
当時の私は神奈川在住で、数年勤めた会社を辞めたばかり。
独身だった私は即行動に移し、翌月の05年4月には沖縄で暮らしていました。
思い切って沖縄に移住できたのは、「人生を変えたい!」と考えていた時期だから。
30才を目前に「このまま年をとるのはイヤだ..、人生の方向を変えたい!」と毎日思っていたのです。
毎朝満員電車で通勤し、帰りは終電。
いつもハイヒールで足が痛かった毎日。
学生時代からの彼氏とは、なんとなく結婚するのかも…という雰囲気になっていました。
でも、私の学生のころからの夢は「南国移住」。
ずっとハワイか沖縄に住みたくて、「お金を貯めなきゃ」と仕事に追われていたのに、けっきょくストレスで買い物や飲み代に。
そんな毎日の出口のなさに嫌気がさし、「やりたい人生があったら、行動に移さないと!」と、決意したのです。
都会では出会えなかった、沖縄の温かい人たち
そんなむこうみずともいえる私を、ウチナンチュー(沖縄の地元の人)は、親切に温かく迎えてくれました。
誰もが、昔ながらの「友達だから、家族だから、助け合うのが当たり前」という「ゆいまーる」の精神を持っていました。
転勤族が集まる郊外の住宅地で育った私には、そういった古き良き文化が生きている沖縄が本当に魅力的でした。
ゼロからスタートしましたが、幸運に恵まれステキな友達や気の合う仲間もたくさんできました。
10年間、湘南で混雑と不透明な水のなか続けてきたサーフィンも、沖縄の青く透明な海で、仲間と貸し切りで波乗りができる…
そんな夢のように幸せな毎日が過ごせるようになりました。

沖縄に移住する前の自分とは、まったく別人になったような気分でした。
そして月日は流れ、私は夫と出会い、結婚しました。
サーファー憧れのカリフォルニアに引っ越したけれど…
ところが、2008年7月、アメリカ人の夫の仕事の都合でカリフォルニアに移住することに。
そのころの私は「沖縄を離れるのは寂しいけど、3年住んでひととおりエンジョイしたし、ここらでアメリカに住んでみるっていうのも悪くないかな」と、軽く考えていました。
サーファーの私にとって、カリフォルニアという土地は願ってもない場所。

引っ越したのは、サンディエゴとLAの中間にある「オーシャンサイド」という街。
ところが、実際に生活をスタートしてみると、憧れのカリフォルニアに暮らしているというのに、毎日沖縄のことを考えてしまう。
サーフィンをしていても、「沖縄だったらもっと水が透明なのに」「沖縄だったら、いまごろ海で友達とビール飲んでいるのに」とくらべてばかり。
心は、どんどん沖縄を求めていきます。
カリフォルニアは、オシャレでかっこいい街。
楽しかったけど、私は沖縄の昔ながらの人間くささや素朴さ、人の温かさがどうしても忘れられなかったのです。
「自分らしく幸せに生きれる場所が沖縄なんだ」、そう思いました。
「やっぱり沖縄がいい」と再移住を決意
しかし、すでに大金を使ってアメリカに引越し、カリフォルニアでの生活にもお金を使ってしまっていて、貯金はゼロ。
夫は日本語を話せないアメリカ人。
さらにひとり目のベビーを妊娠していた私にとって、沖縄に再移住するという考えはまったく現実的ではありませんでした。
すぐ移住するのはムリ。
だけど、夫に気持ちを毎日のように伝えることで、次第に私の気持ちを理解してくれるように。
ついに、夫も「頑張っていつかかならず沖縄に戻ろう」といってくれました。
「沖縄に、再移住しよう」と、私たち夫婦は決意しました。
決意はしたけれど、どうすれば移住できるの…?
「いったい、どうやったら移住できるのか」。夫婦で何度も話し合いました。
アメリカは大変な不況のなかにあり、夫は転職を試みたものの半年以上仕事が見つからなかったり。
夢に近づくどころか、遠のいているように感じられる日々。
ときには、互いにいらだち言い争いになったりもしました。
「けっきょく私のわがままなんだし、諦めるべきかな」と何度も思いましたが、やっぱり諦められません。
かならず移住する。
そう思い続けてコツコツ頑張り、周りの人に話をし続けました。
そしてお金が少しずつ貯まり、友人や知り合いから有用な情報を得ことができました。
2011年も明け、カリフォルニアで生まれた娘も1才半に。
寒い冬のある日、物事がコロコロっと進みました。
なんと、思ったよりも早く沖縄移住が現実になる日が本当に来たのです!
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