【西表島】石垣島からフェリーで西表島へ。水牛車で「由布島」へ渡り、星砂の浜で遊ぶオススメの日帰りプラン


乗り物好きな息子を、水牛車に乗せてあげたい

わが家が石垣島を訪れたのは、08年12月のこと。

その石垣島からは、西表島を巡る日帰りツアーがたくさん出ています。

2才9ヵ月の息子連れのわが家は、ツアーではなく自由度が高いレンタカーを借りて巡ることにしました。

西表島

西表での一番の目的は「水牛車」に乗ること。西表に隣接する「由布島」(ゆぶじま)までは、遠浅の砂浜でつながっており、水牛車で移動できるのです。

息子は乗り物マニアで、飛行機、新幹線、バス、フェリー、人が乗るものならなんでも大好き!

でも、これまでは電動機つきの乗り物にしか乗っていなかったので、生き物の力ですすむ牛車があるということを教え、乗せてみたかったのです。

また、西表は私たち夫婦がまだ行っていない沖縄の離島だったので、どんな島なのか見てみたいと思っていました。

石垣島から西表島まではフェリーで約30分

さて、いよいよ西表に出発する朝を迎えました。

できるだけ早くフェリーに乗るために、前日は離島桟橋近くの「ホテルパティーナ」に泊まり、歩いてフェリーターミナルに向うことに。

日帰りなので、荷物はホテルに預けたまま。持ち物は、水着、バスタオル、子供の着替え、日焼け止め、カメラ、砂場遊びセットをひとつのリュックに入れて、できるだけ身軽に行動することにしました。

乗船は、8時50分。

西表に向かうフェリー(八重山観光フェリー「サザンコーラル号」、大人往復/2930円)はほぼ30分おきに出ていて、予約なしでチケットを購入、すぐに乗船することができました。

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西表までの乗船時間は30分弱ほど。

海を眺めながらのんびりクルーズといきたいところですが、この高速船はかなりエンジン音がうるさく、そんな雰囲気ではありません。

船内は地元の人たちで混雑しており、エンジンの騒音に息子は少し緊張気味でした。

ホテル1泊とレンタカー付のプランがオススメ

西表島の「大原港」につくと、あらかじめネットで予約していた「オリックスレンタカー」の女性スタッフが出迎えてくれました。

事務所までクルマで送ってくれましたが、歩いても2〜3分の距離。

エンジ色の「ライフ」を借り、料金はキャンペーン中だったので1日4000円でした。

まずは、大原港を北上するかたちで、「美浜」にある由布島行きの「水牛乗り場」までクルマを走らせます。

西表島

由布島は周囲2キロほどの小さな島で、ほとんど人が住んでいません。島には4万本ものヤシの木が生い茂り、全体が「亜熱帯植物園由布島」という植物園になっています。

また、島の東側には「県道215号線」が走っており、ほぼ1本道となっているので、迷う心配はありません。

三線の弾き語りを聴きながら水牛車に揺られて由布島へ

15分ほどで到着し、受付でチケットを買い(大人/1300円、水牛往復と植物園入場料込み、1ドリンク付)、水牛車乗り場へ。

すぐに水牛が近づいてきて乗せてくれました。

水牛の名前は「ゆうさく」。

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10時15分ごろに出発。ゆうさくが引っ張る車にのり、浅瀬の海を渡ります。

由布島までの400メートルほどの距離を、人が歩く程度の速度で移動します。

その間、御者のおじいさんが「三線」(さんしん)の弾き語りをしてくれました。

少し三線の音がずれているのが気になりましたが、息子は神妙に聞いていて、家に戻ってからも三線の音を聞くとすぐに「沖縄の歌だー」と喜ぶようになりました。

「由布島」へは15分ほどで到着。

ほかに観光客はほとんどいなかったので、島内のみやげもの屋と植物園をゆっくり歩くことができました。

散歩にはちょうどいい気温で、通路の両脇にはクリスマスだというのにカラフルな南国の花がたくさん咲いていました。

島の奥にはポニーやヤギ、イノシシがいたので、息子はクローバーをあげたりして楽しそうでした。

ココは美しい蝶が飛び、花が咲く楽園ではありますが、大規模なキッズコーナーがあるわけではなく、物足りないと感じる人も多いかもしれません。人ごみやキャラクターが苦手なわが家は、のんびりできていいところでした。

チケット代に含まれている生パインジュースを飲み、11時30分発の水牛で西表に戻ります。帰りの水牛もゆうさく、そして同じおじさんでした。

水牛車に乗る機会はめったにないし、海のなかを牛に引かれて渡るというのは、楽しい経験となりました。

昼食は、ワイルドなイノシシ汁に挑戦……

クルマに戻ると、ちょうどランチタイム。

水牛乗り場から上原方面に200メートルほどにある「猪狩屋」(「カマイトゥヤー」と読みます)というイノシシ汁の店に入ることに。

イノシシ汁定食と牛定食を注文(どちらも1200円)。 正直「高い!」と思いましたが、島にはあまり食事できるところがないので、こんなものかなと。

イノシシ汁は味噌仕立てで、獣のニオイが少しあるものの、なかなかいいお出汁がでていて、豚汁のイノシシバージョンといった感じでした。

牛定食には牛丼の具みたいなものとキャベツがお皿に載ったものと、ミニソーキそばがついていました。どちらにも赤米入りご飯がついていましたが、息子はソーキソバだけを食べました。

食後外に出ると、檻のなかに小さなイノシシが2匹いるのを発見。

食べる前に見なくてよかった……

この店では手づくりの黒糖を売っていたので、おみやげに購入(小袋350円)。とてもおいしい黒砂糖でした。

午後は川遊びと星の砂浜で砂遊びを満喫

お腹が膨らんだところで、ドライブ再開。

海沿いをさらに北上し、「大見謝ロードパーク」というところで、少し川遊びをすることに。

ココは駐車場と遊歩道の先に展望台(東屋みたいなもの)があるだけで、とくに観光スポットではないのですが、展望台近くから「大見謝川」の河原におりることができます。

河口付近はプールのようになっていて、夏なら泳げそうです。

川のなかには魚がたくさん見えました。 川好きの夫は「西表ではこの川で遊んだことが一番楽しかった」といっています。

さらクルマを進めて、島の北側にある「星砂の浜」へ。

駐車場から少し歩いて海岸へ。その名のとおり、浜の砂は全部星型。海はとても澄んでいます。

息子と私は砂遊び。夫は海で小さなカレイを見つけ、捕まえようとしていました。

砂遊びを楽しんで、午後2時半、帰りたくないとゴネる息子を引きずりつつ、クルマに戻りました。

クルマに乗ったとたん、息子は気絶したように眠りのなかへ。

同じ道を戻るかたちで港に向かいます。

帰りに日本最南端の「西表温泉」に入って帰りたかったのですが、息子があまりにぐっすり眠っているのであきらめました。

いつかまた来られるかな。

いよいよ大原港へ。西表島での理想と現実を考える

途中、「古見のサキシマスオウノ樹群落」というところを通り、息子はぐっすり寝ていたので、夫と交代で見に行くことに。

誰も管理をしていないようで、少し荒れて怖い雰囲気ですが、扇のような根を張るめずしい大木がたくさん生えていて、森の神の存在を感じました。

仲間川を眺めながら大原港へ。

当初の予定としては、島の西側にある「白浜」までいったんドライブし、その後戻るかたちで「星砂の浜」で遊び、西表温泉に入るか仲間川クルーズをしよう!と思っていましたが、子供の体力が足りませんでした。

午後4時レンタカーを返して、フェリーに乗船。

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西表島は、沖縄本島や石垣にくらべ自然が残っていて、ステキなところでした。

しかし、手つかずの自然というわけではなく、中途半端に開発がすすみ(島内は完全舗装され、おかげでドライブしやすいわけですが)かといって、洗練されているわけでもない、という中途半端な感じが否めませんでした。

子供がもう少し大きくなり、ハイキングやトレッキング、カヌーで川くだりなどを目的に行けば、きっともっと違った顔が見えてくるのではないかと思っています。

亜熱帯植物園由布島
住所:沖縄県八重山郡竹富町字古見689
電話:09808-5-5470
営業時間:9~17時(年中無休)

text by レラ

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