【小浜島】「ちゅらさん」の島として知られる小浜島は、キレイな海以外なにもないのがいいところ!
石垣島からさらに離島へ行きたい!
石垣島を訪れることが決まり、雑誌や本、インターネットなどから情報を集めながらも、ずっと気になっていたのが石垣島以外の八重山諸島。
いくつかある島のなかから1島に滞在したいと考え、滞在の計画を立てるつもりが、どの島も魅力的で、家族の希望も折り合わず、けっきょく石垣島に行くまで決められずにいました。
冒険や探検がしたい息子、ゆっくり疲れを癒したい夫、離島には行ってみたいものの帰路の飛行機は変更できないため慎重になる私。さあ、どうする!?
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八重山諸島間での移動手段は、船。石垣島には、八重山諸島の玄関口となる石垣港があります。
おもな航路は、石垣島と各島(竹富島、小浜島、黒島、西表島、鳩間島)を結ぶもので、複数の海運会社がそれぞれ毎日40~50便ほどを運行しています。
定期便の運航は天候により左右されるため、島の候補を鳩間島(はとまじま)と小浜島の2つに絞って、当日港に行ってから決めることにしました。
今回は07年の年末の旅行でしたが、元旦に向けて天気が下り坂で、暴風雨までは行きませんが風があり、雨もときおり降るような天気でした。
当日もあいにく天候がおもわしくなく、一部欠航もでていたので、比較的近くて欠航の可能性が少なそうな小浜島へ行くことにしました。
当日の宿は、フェリーを待つ間に直接電話で問い合わせて「1泊朝食付でよければ」と言ってくれた「きよみ荘」に泊まることになりました。
小浜島から見渡す海はコバルトブルー
石垣港から小浜島までは、フェリーに乗って約25分で到着。
島内での移動手段は、レンタカー、レンタバイク、レンタサイクル、もしくは徒歩のいずれかで、民宿など宿泊先によっては送迎をしてくれるところもあるようです。
きよみ荘は送迎できないそうなので、港にいた島の人に徒歩で行く道を尋ねたら、運良くクルマに乗せてもらえることになり、さっそくの親切で温かな対応に感激しました。

小浜島は8k㎡弱の小さな島で、500人ほどの島民が暮らしています。歩いて一周できてしまうと聞いていたので、宿に荷物を置いてから散歩をしてみることに。
きよみ荘の宿泊料は1泊朝食つきで大人/3500円、子供/2500円だったと思います。民家に泊めてもらうような感覚を味わえるのがいいところで、田舎のおばあちゃんちに遊びに来たような気取らない素朴な雰囲気が懐かしかったです。
集落を出て北へ向かうと、高い木などに遮られることなくさとうきび畑が広がり、人もクルマもほとんど見かけません。道には牛や馬がすぐ近くにいたりして、これまで見た自然とはまた違った景色に息子も興奮気味でした。
15分ほど歩いたところには、小浜島で一番高い場所でもある標高99メートルの大岳(うふだき)がありました。
階段を登って頂上まで行くと、島全体と八重山諸島の8つの島々が一望できる休憩所があります。頑張って登り切った息子は、目の前に広がる絶景を前にした途端、疲れた顔色も晴れ渡っていきました。

さらに進んでいくと、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の印象的な場面でも登場した「和也くんの木」が見える、島の端に辿り着きます(ここ小浜島は、ちゅらさんの舞台となった島です)。

ちゅらさん展望台から木を確かめましたが、目の前には透き通ったコバルトブルーの海と隣の西表島が見えて、大岳とはまた違う爽快感を味わうことができました。
1時間ほどの散歩となりましたが、のんびりと歩くことで小浜島の景色や匂いまでを堪能できました。
小浜島にはキレイな海以外、正直なにもありません。
なにもないこと、キレイな海があること……それ自体が魅力であり、離島ではそれを感じることが楽しみなのだと実感。
子連れだと歩くことは少しタイヘンかもしれませんが、歩き疲れたらおんぶしてあげればいいのです。

キレイな砂浜で貝を探したり、静かな夜には星を眺めつつ家族でトランプをして過ごすのも、離島ならでの楽しみの方。
離島の旅は、天気次第。台風でなくても、悪天候であれば欠航となります。
それでも「大丈夫さあ~」と楽しめるゆとりが必要なのかもしれません。
きよみ荘
住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜39
電話:0980-85-3152
text by N.F.
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